20120728

今日はAux-Decoの仕組みと技術、
改善したいところをまとめました。


Aux-Decoの仕組み
①小型カメラで、前方を撮影する
→内蔵された小型カメラで前方を撮影。
 額にカメラが設置されているので使用者は
 「見たい」方向に顔を向けることで、
 撮影する方向を定めることができる。

②撮影した映像を電気刺激に変換する
→撮影した映像は小型コンピューター(以下「本体」)に送られる。
 本体ではまず、送られてきた映像の輪郭線を抽出。
 そして、抽出した輪郭線を電気刺激に変換。

③額で刺激を感じとる
→電気刺激に変換された輪郭線を、
 使用者の額部分に装着された512個の電極から出力。
 使用者は出力される輪郭線刺激を額の触覚で感じとる。

白杖の先の前方をイメージする
→額で感じとった刺激の位置・動き・形から、前方の空間をイメージ。


ここで使われている技術

額刺激
電気刺激による感覚代行。
この場合額を刺激部位としている。
体の部位の中で一番、脳内での座標系変換がしやすい。

画像処理
(昨日の日報参照)

オーデコで得た情報をドット絵で物の輪郭・形を
額から電極で脳に刺激を送ることで「視界」を生む

どこを改善するか
1.色まで認識できるようにしたい
  (無理でも白黒の濃度によって立体を想像できるように)
2.奥行き・見えるものの細分化
 →両方できるようになれば白杖なしで生活ができるのではないか


1について
額からの電気刺激を利用して
「オプシン」と「レチナール」の分泌を促進することができるようにする
(その歳に「黄斑」のことを調べる必要がある)

Aux-Decoで使用されているカメラは普通の小型カメラ
この小型カメラを近赤外線カメラに変える。
暗い場所でも撮影でき、カラーカメラよりものをはっきり映すことができる

自動絞り機構
レンズから入る可視光線の量を調整し見やすくする


2について
反響定位
(音波(光や超音波)の反響を受け止め
それによって周囲の状況を知ること
例:いるか、こうもり等)
→近赤外線カメラの赤外線を利用する
カメラの映像+反響定位で物の奥行きを認識することはできないか


赤外線を利用して
街中で赤外線に反応して現在地を知らせてくれるシステム等



次回は
額部分に装着された512個の電極の細分化が可能か
改善しようとしていることが可能かを
他のAux-Decoのような機器と対比して
調べていこうと思います。